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【第31節】ポヤトス監督が見せつけた修正力と引き分け力

2022.J2第31節.vs大分トリニータ
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また引き分けかよ。どんだけ引き分け力高いんよ。

って言いたいけど、この試合に限れば、よく追いついたよな。

後半は圧倒的に支配したし。

まじで前半がもったいなかった。これに尽きる。

前半は攻めきれなかったがハーフタイムに修正してドローに持ち込んだ

第31節のハイライト(徳島ヴォルティス公式)

ヴォルティスは8月10日と11日に、コロナ感染者と濃厚接触者の存在を発表。

これがどうやら太郎、一美あたりの超主力クラスだったようで今節は不在。

チャンさん・理吾・藤尾がスタメンで、昨シーズン途中から基本にしている4-1-2-3で臨んだ。

しかしこれが機能せず。立ち上がりにミス絡みで失点し、攻撃も5-4ブロックを崩せず前半は0-2。

このまま負けるかなと思ったら、ダニさんが珍しく後半開始から2枚を交代。ムシャとエウシーニョを入れて4-4-2ベースに変更。

これが当たってヴォルティスが圧倒的に試合を支配し始めると54分に白井のシュートから藤尾のゴールでまず1点。

終了間際の90+1分に白井のゴールで同点に持ち込んだ。最近の白井はマジで神!

4-1-2-3の課題が解消できず

本来4-1-2-3は攻撃のメリットが大きいフォーメーション。

しかし今シーズンのヴォルティスには質の高いクロスを上げれるWGがいないので、そのメリットを活かしきれていないという「もどかしさ」のようなものがずっとある。

比較的高い位置でボール奪取してもヴォルティスの選手が上がるより先にブロックを作られてしまいショートカウンターにならなかった、というシーンが頻繁だ。

今節でいえば20分10秒あたりのシーンは代表的で、中盤で奪取した白井からロングボールで浜下につながったが、中が数的不利でクロスを上げれず、浜下は新井に下げる選択をとらざるをえなかった。

めちゃくちゃもったいなかったと思う。

第31節.20分10秒のシーン
20分10秒、中に藤尾しかおらず、浜下は新井に下げるしかなかった

それに加えて、4-4や5-4のブロックを形成されるとなかなか1トップにボールが入らず、外張りのWGにボールを預けてもSBの追い越しやIHの飛び出しもなくシュートに至らないケースも多い。

ヴォルティスの4-1-2-3はボールを持つことが目的になっている、と言われても仕方ないだろう。

そんな課題をこの試合でも解消できず、5-4ブロックになす術がなかった前半だった。

失点に関しては1点目はミス絡みで対応が間に合わず、シュート精度も高かったので仕方ない部分もある。

2点目は人もいたので対応がちょっと甘かった感はある。しかしシュートはうまかった。

ここからの内容
  • 後半の修正について
  • 大分対策とスタメンについて
  • ポヤトス監督の能力について
  • 3連戦の展望

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2022.J2第31節.vs大分トリニータ

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