サッカーはおもしろい。
栃木戦みたいに「なんかイマイチ」な試合でも勝てたり、前節や今節みたいに圧倒した内容でも勝ちきれなかったりする。
いや、それじゃアカンねん。俺らボトムハーフやぞ。
でもこのサッカーができていれば、よほどのことが起きない限り負ける気もしない。
ここまで来るのに、時間がかかりすぎたけどね。
第22節のスタメン
前節、痛恨のパスミスをやってしまった太陽。それでもベニは揺るがなかった。
スポーツにミスは付きもの。次で取り返せばいい。
それに攻守のバランスを考えると、エウシーニョがいない今は、太陽が第1選択肢ということ。
だからずっとスタメンなわけだ。
変化があったのはサブメンバー。駿斗が戻ってきた。
状態が万全なら雄大より序列が上なのは、まあ当然だろう。
とりあえずCB誰か戻ってきて。
内容は勝ち点4
今節のヴォルティスは、前節・山形戦をも超える素晴らしい試合運びを魅せた。
体感では90分のうち78分ぐらいは支配していたように思う。
ビッグチャンスになったのがほぼ西谷絡みというのが懸念材料ではあるものの、『いかに西谷をあけるか』がヴォルティスの攻めのポイントであり、そこも今節はうまくいった。
曜一朗もまわりとの連携がますます良くなって、西谷へのワンツーをきっかけに太郎の同点弾(ヴォルティス復帰後初ゴール)も生み出す。
さらに「逆転きた!!」と誰もが思った棚橋へのラストパスも曜一朗だ。
西谷や曜一朗だけじゃない。
ビルドアップで欠かせないCBの3人、それに白井、太郎とリオも、太陽だって素晴らしかった。
(画角がク●すぎて「どこ蹴ってんねん!」ていうシーンもあったけど、ちゃんといた。)
特に安部の能力はもうJ2屈指じゃないか?味方で良かったよ、マジで。
ただそれでも勝ち点1に留まったのは実にもったいない。
サーティワンでダブルのアイス買ったのに、食べる前に上の部分を落としたぐらいのガックリ感。肩を落とすどころか外れそうである。
でもそのあと湧き上がってきた次節以降への自信と期待は、ダブルを注文できるまで成長した自分への自信と同様だ。
今節も勝ち点3には至らなかったが、内容は勝ち点4にも値する。