ヴォルティスの2026年J2J3百年構想リーグのスカッドがやっと決まった。
昨年と同様に、今回の補強と放出についての感想を書いていきたい。
まずは放出、そして更新と新加入の順番。
契約満了、完全・レンタル放出は12人
契約満了と完全移籍での放出、レンタル満了、レンタル放出は合計12人。
プレーオフ決勝敗退という『草刈り場』になりそうな状況だったわりに、主力の流出は最小限に抑えられて、強化部の力と選手たちのチーム愛に感動を抑えられない。
そんな中で、永木やエウシーニョがまさかの契約満了、颯とリオは痛恨の完全移籍による流出になった。
ぐぬぬ…
| 選手名 | ポジション | 移籍先 |
|---|---|---|
| 永木亮太 | MF | 契約満了 いわき |
| 山下雄大 | MF | 完全移籍 愛媛 |
| 坪井清志郎 | FW | レンタル 富山 |
| 大森博 | DF | 完全移籍 岡山 |
| 玄理吾 | MF | 完全移籍 鳥栖 |
| 棚橋尭士 | FW | レンタル 相模原 |
| 後東尚輝 | GK | レンタル FC大阪 |
| 井上聖也 | DF | レンタル満了 水戸 |
| 西野太陽 | FW | レンタル 栃木SC |
| 田中颯 | GK | 完全移籍 FC東京 |
| エウシーニョ | DF | 契約満了 未定 |
| 田向泰輝 | DF | 引退 強化担当へ |
2025シーズンの昇格プレーオフで敗退したあと最初に発表されたのは永木の契約満了だった。
これには正直びっくり。
移籍でもなんでもない『契約満了』、つまり更新をしないという発表だったからだ。
ベニ時代の夏に、低迷するヴォルティスを救うために加入し、そこから上昇気流に乗せてくれたアニキには感謝しかない。
もうちょっと、憲さんとの共闘を見たかったけどね。
J2に落ちた2022シーズンのGWから一緒に闘ってくれたエウソンも満了。
ときどき(?)冷静さを欠いてたけど、プレーにおいてはレベルの違いを見せ続けてくれた。
記事執筆の時点(2026年1月15日)ではまだ次の所属が決まってないけど、まだまだ現役は続けれるはずだから応援していきたい。
引き抜かれた選手では、まずは颯。
J2ベストイレブンに選ばれて、サポーターの誰もが流出は覚悟していただろうけど、やっぱり個人昇格になった。
悲しいけど、移籍先も颯の地元である東京やし、もうこれは仕方ない。
J1でヴォルティスのGKのレベルとピーさんの凄さを見せつけてやれ。
痛い同カテ移籍はリオ。
おそらく本人からしてもヴォルティスの中盤は競争が激しすぎるし、なにより入団時に魅力を感じていたであろう美しいフットボールが『パワー&フィジカル』に全振りしてしまったのが原因のひとつでもあると思う。
まあ鳥栖がどんなサッカーなんかは知らんけど、タツ(櫻井)とともにボランチでゲームメイクを頑張ってもらいたい。
ヴォルティスとの試合では、おとなしくしといてや。
レンタル組はしっかり覚醒して帰ってこいよ。
更新・加入

上の図は百年構想リーグで想定されるフォーメーション(2025シーズンから引き続きの3-4-2-1)に全選手を当てはめてみたもの。
渡と青木駿人が手術で長めの離脱が予想され、ポジション的には相変わらずFWとCBが手薄という状況になった。
このへんはJ1でないと良い選手を複数確保するのは難しいんかな…
GK
| 選手名 | 背番号 | 前所属 |
|---|---|---|
| ▲永石拓海 | 1 | 福岡 |
| 青木心 | 21 | |
| 三井大輝 | 29 | |
| 長谷川徹 | 31 |
2025年のJ2最強守護神・颯の流出はこのオフで最大のtopicsだったが、その穴埋めとしてJ1福岡から永石をレンタルで獲得した。
永石は正GKではなかったが、実力はJ2に入れば屈指で新シーズンの守護神に君臨するはず。
能力で言えば颯と同等だし、身長を考慮したら颯以上の活躍をするかもしれない。
守護神流出のダメージは最小限で抑えれたんじゃないかな。
他の3人は更新。
百年構想リーグで出番はあると思うし、しっかりアピールしてほしい。
DF
| 選手名 | 背番号 | 前所属 |
|---|---|---|
| 山田奈央 | 3 | |
| ◎カイケ | 4 | 長崎 レンタル→完全へ |
| 青木駿人 | 5 | |
| 山越康平 | 15 | |
| ▲松田佳大 | 20 | 京都 |
| 柳澤亘 | 22 | |
| △西坂斗和 | 28 | 青森 |
| 高木友也 | 42 | |
| 山口竜弥 | 44 | |
| モヨマルコム強志 | 97 |
DF陣は奈央の個人昇格が危惧されたものの男気残留。
青木も2024シーズン以来J1から注目されているが残ってくれて本当にありがたい。
推せるぞ。
一方で夏に福岡からレンタルで来た聖也がレンタル終了。
手薄になるCBには京都からレンタルで長身の松田を獲得した。
2年間レンタルだったカイケは完全移籍に移行。
足もとの改善と雑パスを直してくれたら大きな戦力だと思う。
DF陣は総合的にCBの層の薄さは変わらなかったけど、個々の力は高くてハーフシーズンも強固なディフェンスは継続できそうやね。
MF
| 選手名 | 背番号 | 前所属 |
|---|---|---|
| 鹿沼直生 | 6 | |
| 児玉駿斗 | 7 | |
| 岩尾憲 | 8 | |
| 杉本太郎 | 10 | |
| 髙田優 | 23 | |
| 髙田颯也 | 24 | |
| 尾上瑠聖 | 26 | |
| 重廣卓也 | 55 | |
| 〇福田武玖 | 69 | 鳴門渦潮高校 ユース昇格 |
| △ターレス | 77 | 長野 |
MF勢は永木の契約満了がまずひとつ。
そして至宝・玄理吾の完全移籍流出が痛恨だった。
加入はユースから昇格の福田武玖のみという静けさ。
まあJ2屈指の層である中盤の戦力を維持できたという点で見たら、強化部は大仕事をしたとも言える。
ヴォルティスの中盤は選手の契約更新こそが最大の補強なんじゃないかな。
優や瑠聖が割って入るようになったら、さらに強固になるよ。
FW
| 選手名 | 背番号 | 前所属 |
|---|---|---|
| トニー・ アンデルソン | 9 | |
| ルーカス・ バルセロス | 11 | |
| ◎梶谷政仁 | 14 | 秋田 |
| 渡大生 | 16 | |
| 宮崎純真 | 19 | |
| △鈴木ワディ イブラヒーム | 25 | 沼津 |
| ローレンス・ デイビッド | 27 |
FWは清志郎と太陽がレンタルで移籍。
秋田から梶谷を完全移籍で獲得した。
ハードワークできる選手だけに、渡の負担が減らせる大きい補強だと思う。
J1からも目をつけられたであろうトニー&ルーカスは残留。
これまた実質的な『最大の補強』だ。
ハーフシーズン、そして26-27シーズンも、最強ブラジリアンコンビとロマン枠ローレンスで敵チームを切り裂いてほしい。
スカッドの総評と2026シーズンのベストメンバー考察
総合的に見るとこのオフはどちらかといえば、監督コーチやスタッフの変更のほうが目立ち、選手たちは『戦力維持』に重きを置いていたように思う。
流出は圧倒的な主力で言えば颯ひとりだけで、サブ勢が出場機会を求めて移籍する形に留めた。
欲を言えばストライカータイプと屈強なCBをもう一人ぐらい獲得してほしかったけど、強化部としてやれることはやってくれたと思う。
おそらく昨シーズンの昇格失敗は「監督・コーチ・スタッフの責任」という考えなんだろうな。

上図はスカッドから予想するJ2J3百年構想リーグの開幕スタメン(ベストスタメン)の予想だ。
渡と青木は手術したのでハーフシーズンはほとんどリハビリに費やされるはず。
まあ新シーズンに間に合えばよい。
というわけでベストメンバーはトップに梶谷、左CBに松田を入れて、退団のエウソンのところには柳澤を予想した。
ほぼ間違いないだろう。
中盤のサブに瑠聖を入れたのは育成枠。
ユース出身だし、積極的に起用してほしいという希望も込めている。
まずはハーフシーズン、このメンバーで圧倒的な優勝を成し遂げて、夏にさらに補強をして、新シーズンで昇格を果たそう。
コリンチャンスは早く金払えよ。
vamos vortis!
