仕方ないと言えば仕方ないのかもしれない。
かなりのメンバーを入れ替えたミッドウィーク熊本戦は追いつかれて1-1の引き分け。
真夏のアウェー連戦という厳しい戦いを強いられたが負けはしなかった。
ただ、毎試合が勝負な状況の中で「先制しながら追いつかれる」という6月までの悪い結果に戻ってしまったのはいただけない。
後半に追いつかれて14回目のドロー
真夏の連戦+ホセ・カカ・エウシーニョのコンディション不良ということもあり、前節に続いて複数のメンバーを入れ替えた熊本戦。
児玉が右のワイドポジション、中盤の底には白井だったり櫻井だったり。流動的だが4-2-3-1のようにも見える。
10分まで両チームとも大きなチャンスはなかったが11分に中央を崩されてヴォルティスはピンチ。しかし2試合連続でスタメン出場の長谷川徹が好セーブで救った。
ヴォルティスは熊本の厳しいチェックになかなかチャンスを作れなかったものの、17分に先制。左サイドから細かいパス回しで繋ぎ、浜下が左足で決めた!
しかし再開後の18分にアクシデント発生…。渡井がファウルを受けて右腕のどこかを負傷。
ピッチ内で状態を確認するが交代を余儀なくされ、杉森が右WGに入る。児玉が渡井のポジションへ。
このアクシデントから徐々に熊本ペース。
33分に相手のクロスが流れてそのままゴールへ向かう。ポストに当たるが防ぎにいった長谷川も側頭部がポスト直撃。
また予期せぬ交代かと思ったが気合いのプレー続行で拍手。
ホッとしたのも束の間、ハーフタイムの笛と同時に杉森が座り込む。そのまま後半開始と同時に一美と交代。
緊急出場でアップが間に合ってなかったので、どこか痛めたか。
後半、ヴォルティスは藤尾・新井とシュートを打つが枠を捉えられず。
そして最終ラインのメンバーを変更した7分後に中央を崩されて追いつかれてしまった。
ヴォルティスは81分にカウンター、91分にコーナーキックとチャンスを作るも決められず1-1で引き分け。
勝点1を加えたが順位は14位に後退した。
渡井の負傷でプラン崩壊?
ヴォルティスは攻撃の中心である渡井が前半のなかばで負傷するという不運。
ここで交代枠を1枚使ってしまい、さらに代わって入った杉森まで後半開始とともに交代。つまり予期せぬ交代で枠を2つも使ってしまったわけだ。
これで後半のプランはかなり狂ったと思う。
ヴォルティスのサポーターはほぼ全員「何してくれとん!」と声に出して言っただろう。残りの人も心の中で思ったはずだ。
だってヴォルティスの10番やもん。J1からのオファーを蹴り続けて残ってくれとる王子やもん。
怪我させるんだけは、勘弁してや。
- ヴォルティスが苦しんだこと
- スタメン変更の影響
- 新井は神
- 次節へ向けて
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