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【第34節】取り戻したものと、まだ足りないもの

2022 J2 第34節 vsヴァンフォーレ甲府
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試合前は、正直なところ不安だった。

はたして3連勝するポテンシャルがこのチームにあるのかと、サポーターにあるまじき思考を持ってしまっていた。

しかし、大きな間違いだった。

嬉しい間違いだった。

決して快勝とはいえないけど、勝ちきった。

ヴォルティス、強くなったな!

第34節のハイライト(徳島ヴォルティス公式)

前半の2点を守り切って5連勝!(7連続ドロー含む)

https://twitter.com/vortis_pr/status/1565968469803532288

新井とムシャがベンチに戻ってきた。心強いぞ。なぜか雄志もまだいるぞ。まあいいや。

配置はいつもの4-1-2-3で左WGに西谷、右WGが杉森。児玉はコンビネーションがいい杉森とセットでインサイドハーフの右に入った。

このポヤトス采配が見事に的中。

19分、エウシーニョから鋭いパスが縦に入る。児玉が受けると見せかけてスルー。すると杉森が抜けてGKと1対1に。これを制してヴォルティス先制!

今シーズンは先に点をとったあとの戦いが課題のヴォルティス。案の定、25分くらいから苦しい時間に。

守る時間が長い、長すぎる。ガードを固めてずっとボディーブローに耐えているようなあの感覚だ。受けたことないけど。

このまま前半はしのいで、後半は手をうってほしいと思っていたら、40分に突然チャンスが。

太郎から西谷に絶妙なパスが出る。西谷は追い越していく太郎をおとりにしてカットインすると、ななめ40°から右上隅に完璧なミドルを突き刺す!

前半を2点リードで折り返してちょっと安心していたら、後半の立ち上がりにいきなり隙を突かれた。

カカがロングボールの処理際を狙われるミス。おいーーー!と思ったらホセとウチコーが防ぐ。油断大敵とはこのことだ。

59分にはエウシーニョから白井に渡したところを後ろから狙われピンチ。

ここもホセがシュートコースを読み切ってセーブ。ディフェンスもよく戻ってコースを限定させた。

84分、安部と新井を投入して5-4-1の完全撤退。

前節までの連勝で自信も手に入れたヴォルティスは、前半の2点をしっかり守り切って今シーズン初の3連勝。

引き分け挟んで5連勝。12戦負けなしの無敵状態だ。(棒)

試合後のLVパフォーマンスも戻ってきて、選手もサポーターも楽しそうでなによりだった。

今節のMVP

まさか3回連続でこの企画ができるとは夢にも思わなかった。

独断で選ぶ今節のMVPは、迷いに迷って「児玉駿斗」。

貴重な先制点の杉森、ゴラッソ西谷、味方のミスが招いたピンチを防いだホセも候補だった。

でも今回は児玉にさせてもらう。

理由は先制点に絡んだ華麗で絶妙なスルー。だけではなく、21分に見せたピンチの芽を摘む完璧なタックル。

そして苦しい時間帯にファウルを受けて、うまく時間を使ったこと。(実際おしりは痛かったと思うが。)

さらにいえば、前の3連戦の間フル出場を続け、コロナ禍で厳しいチーム状況を救ったという事実。

さすがだ。ありがとう、駿斗。

来年、よそには行かないでくれよな!

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ここからの内容
  • やっぱり違う
  • まだ足りないもの
  • ターゲットチームはここ

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2022 J2 第34節 vsヴァンフォーレ甲府

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