寝起き早々、近年まれにみる体調不良だった2023年2月25日。でも夕方にはまあまあ気分が良かった。
薬を飲んだからじゃない。ベニ(ラバイン監督)の修正力が垣間見えた気がしたからだ。
ヴォルティスの2023シーズン第2節はアウェー。天皇杯王者でウタカ擁する甲府が相手だ。
第2節のスタメン
昨年まで続けたポジショナルプレーなど皆無だった第1節を終えて、ベニがどう変えてくるのか楽しみでもあったスタメン発表。
新しく名を連ねたのが外山・渡・太陽(西野)の3人。
開幕戦でまったくの機能不全とも言えたサンデーと海渡(森)はベンチにさえ入れなかった。
そして第1節でもっとも問題だったビルドアップだが「タツ(櫻井)のままで大丈夫か?」という一抹の不安はあった。
だって縦に急ぎすぎてたから。無理やり差し込んでたけど、ちゃうんよ。急がば回れなんよ。早くいくときはカウンターのときなんよ。
機能不全の右サイドとビルドアップ。この2つを中5日でどう修正するのか『分析の鬼』ベニの見せどころが、2試合目にして早くもやってきたんじゃないだろうか。
修正は「うまくいった」
あなたはこの第2節が終わってどう感じただろうか。
また勝てなかった?
この監督じゃ駄目?
僕は「初勝利はわりとすぐ来るな」と思った。
そして、J1定着も。