素晴らしきかな、ホーム3連勝。(実質4連勝)
海渡のいつもの弾丸シュートでウノゼロ勝利。
勝ち点で並んでいた栃木を撃破して順位も15位に浮上だ。
プレーオフ圏まで9点差。まだまだイケるやろ。
第20節のスタメン
いままで出場機会に恵まれなかったメンバーが天皇杯で活躍し、「変化があるかな」と思ったスタメン。
しかし、フタを開けてみれば岡山戦で出場停止だった西谷が復帰しただけ。
とはいえサブには変化が見られた。
まず雄志。天皇杯でまさかのCB起用だった男がベンチ入り。
そして髙田。こちらは天皇杯では右WB起用。
得意のドリブルでチャンスを演出し、アシストも記録した。目に見える結果を出してアピール成功。
で、本職DFの控えはなし。ウチコーとチャンさんは天皇杯でアクシデントがあったらしい。
まじかよ…頼むぞ雄志。
海渡は手放すな
今季初の1-0。いわゆるウノゼロ達成だ。
お世辞でも『試合を支配した』とは言えそうにない展開。(それも90分を通して)
ヴォルティスのビルドアップに対して栃木はブロックで待ち構えず、強烈にプレスをかけてきた。
横パスを切られて縦パスをカット、ロングを入れても回収されて流れを作れず。さらに西谷も消されて逃げ道なし。
「な~んか嫌な感じやな」と思ってたらリオがやってくれた。
わざとらしく開けたコースにパスを誘発してカット。ワンタッチで曜一朗がリターン。そして海渡へ。
少しパスがマイナス気味になって抜け出すには至らなかったが、3人の寄せを気にも留めず、海渡は理不尽なミドルをぶちかます。
やばい風切り音を出してそうな爆裂シュートは反応したキーパーの手を吹っ飛ばし、バーをもろともせずネットを揺らした。
手をはじかれたのは今シーズン二人目。11月には餌食になったキーパーたちが『カイト被害者の会』を結成しそうなペースだ。
この男、すでにワールドクラス。ヴォルティスの社運を賭けてでもJ1に定着するまで手放してはならない。
先制の2分後、今度は後方から一気にプレスを剥がす。足首がどうなってるのか理解できない曜一朗のパスを経由し、海渡が走り込んできた太陽にラストパス。
しかしコースを狙いすぎて枠外へ。西谷以外の全員が頭を抱えて天を仰いだほどの素晴らしい攻撃だった。
後半も栃木はプレスを緩めず、ヴォルティスはいい形を作れない。
決定機は74分の曜一朗ぐらいで、大方は栃木のペースだったか。(ヴォルティスもピンチらしいピンチはなかったけど)
それでも今節はすべて跳ね返して1-0で勝ちきった。
ベニ監督も話したとおり、シーズンの中でこういった『うまくいかない試合』をモノにしていくのは重要だ。
というか、すでに7敗を喫しているのだから、昇格を目指すうえでどんな試合も負けられない。
次も勝つ!
第20節まとめ
今節の良かったところと悪かったところ。
試合には勝ったけど…て感じ。
いわゆる「自分たちのサッカー」ができず
決定機を決めきれず
まったく引いて守らない栃木に苦戦してしまった今節。
ヴォルティスの3CBに対して同数でプレス。特に左サイドはうまくハメられて、縦パスもカットされた。
素人目に見ても『プラン通り』じゃない試合だったのは明らかだ。
あとは太陽と曜一朗の超決定的なシュート。キーパーの目の前すぎたのかもしれないけど、決めときたかったな。
頑張れ!
太陽に火が付いた?
ついに太陽が太陽らしく燃え出したか。