あなたは第20節のアルビレックス新潟戦を見てどう感じただろうか。
僕は正直なところ『悪くなかった』と思う。
もちろん、ヴォルティスが置かれている状況からして「これでいい」とは言えないけど、この試合だけを見れば悪くない結果だったと思うのである。
理由は後述するとして、まずは簡単に試合を振り返ろう。
絶好調の新潟を相手に△1-1
今節の相手、アルビレックス新潟は5月15日に町田に敗れて以降、3試合連続で3-0の圧勝を演じていた。
天皇杯は熊本に大敗したが、完全にメンバーを落としていたので参考外だ。敗戦覚悟でリーグの主力は一週間きっちり休息とトレーニングに当ててきたのだろう。
ヴォルティスは多くの選手が連戦で、天皇杯をフル出場した選手もいるという点は不利に働く。
このあたりは、すべての試合を捨てずに戦うというポヤトスさんの姿勢だろう。
その結果なのか、もしくは実力差なのかはさておいて、試合は予想以上にアルビがボールを持つ展開で進む。
ヴォルティスは奪ったあとが繋がらず、ビルドアップもうまくいかない。
それでも17分に杉森の仕掛けからPKを獲得。一美が右上にしっかり決めて先制した。
依然として分厚い攻撃を仕掛けてくるアルビに対して、ヴォルティスは先制の一点を守るべく4-4-2のブロックで凌ぎ続ける。
しかし前半終了間際に相手の右サイドにスペースを空けてしまい、そこを突かれてクロスから失点。
後半もアルビペースは変わらず、ヴォルティスはセカンドボールさえも拾えない。
チャンスになりそうなシーンでも最後が繋がらないのはいつも通り。
エウシーニョやバケンガ、玄理吾の投入も実らず1-1のまま引き分けに終わった。
他会場の結果により順位は暫定16位だ。
さほど悪くない結果
冒頭でも言ったように、僕としては今節は悲観するような結果じゃなかったように思う。
例によってブーイングもあったみたいだが、ここ数試合のヴォルティスをまともに見ている人なら同じように感じたはず。
もしそうじゃないなら、僕が間違っているか、もしくは僕以上のサッカー素人だろう。あるいはヴォルティスの試合を初めて見た人だ。
- この試合が悪くない結果だと感じた理由
- 今節のヴォルティスの戦い方と反省点
- これから巻き返せる予感と理由
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